=いわゆるコラムです=    
シャック対会員のクチからフワ〜ッっと出たエクトプラズムを掲載します。割と真面目にやっていこうかと思ってます。基本的には委員長のHACKのエクトプラズムを中心に載せていきます。シャク対は常に脱線しまくっているのでここではしっかりとバスケを語っていこうと思います。投稿も受け付けています。
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■目次■
  Vol.6 短編小説「2003 1/18 シャック対ヤオさん初対決!!」 HACK(委員長)
Vol.5 ビビーの野望 〜 2001-2002シーズンを終えて」 ほつま(No11)
Vol.4 ダンカンMVPに思う 5/13 HACK(委員長)
Vol.3 過小評価の凄いやつ  5/1 ドトキン(副委員長)
Vol.2 はぁーー、蛇足。 4/25 HACK(委員長)
Vol.1 なぜ『アンチシャック』なのか HACK(委員長)
 
 
Vol.4 ダンカンMVPに思う HACK(委員長)  ●2002・5・13●
大方の予想ではキッドMVP説が有力でしたが結局戴冠したのはダンカン君でした。私としては、1人の選手の加入による大幅なチーム力アップの事実を個人成績以上にもっと認めて欲しかったんですけど。まぁダン君のスタッツはヤバいですけどね。
 キッドが取れなかった理由として、今年のネッツの躍進を彼ひとりの力に拠るものとする考えに疑問を持つ人が多かったからではないでしょうか。ネッツの躍進は、怪我人の復帰や若手選手の成長があってはじめて可能になったものですし、勝率もスパーズの方が上。ただキッドが居ないと東で1位というポジションには決して到達できなていないという考えを疑う人はいないでしょう。
 加えてポジションの問題もキッドには悲しく降り懸かっていると思います。インサイドのプレーヤーに比べてガード、特にポイントガードの選手はその活躍が数字に反影されにくい。ガードの仕事の指標であるアシストというスタッツは、他のスタッツに比べて相方の技量にも多分に左右される曖昧な基準であるけど、一方のインサイドの仕事の指標であるポイントとリバウンド、ブロックの基準は明確だし(一部リバウンドに微妙な点はあるが)。実際はポイントガードこそチームスポーツたるバスケをおもしろくしている根源だと思うんですけどね。
  ダンカンもキッドもそれぞれチームの看板選手でありお同じようにチームを牽引しているが、チームへの貢献度を見定める事が難しいという現実のなかで、やはり個人スタッツを重視した評価が下されるのだろうと思います。キッドの加入に拠るネッツの飛躍というインパクトの大きい事実の中でも、キッドの活躍度が数字に現れにくいぶんダンカンに軍配があがったのかな。
 個人的には今年のネッツの躍進によりバスケのなかのポイントガードの重要性を再認識させられました。やっぱりラン&ガンは観ていてとても気持ちいい。ああいうスタイルこそスポーツエンターテイメントを充たすものだと思うし、みんなあんなチーム、選手を目指して欲しい。そんな願いもこもってキッドにMVP取って欲しかったです。

委員長・HACK

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Vol.3 過小評価の凄いやつ  ドトキン(副委員長)  ●2002・5・1●

 
NBAには実力がありながら、その能力に対して正当な評価を得られない選手がいる。最近すっかり登場しないミッチ・リッチモンド。顔のせいでサム・キャセール。リーグ屈指のオールラウンダーながらオールスターに出たことがないジャレン・ローズ。等。そんな不遇の環境にも負けずに活躍している選手たちのなかから、今回は現在デトロイトの大躍進のキープレイヤーである、『クリフォード・ロビンソン』に注目したい。
 ロビンソンがいるチームは強い。ポートランド時代(オールスター出場)、フェニックス時代、そしてデトロイトとも、チームはプレイオフ出場を果たしている。ポートランドでは、ドレクスラーに次いでのスコアラーとしてNBAファイナルも経験している(ジョーダン率いるシカゴに敗退)。フェニックスでは、主力の相次ぐ怪我の穴を見事に埋める活躍をみせた(99-00シーズンはチームトップのスコア)。今年で37才になるが、大きな体を活かしたアウトサイドシュートを武器にまだまだ現役を続けられるだけのスキルを備えた好選手だ。今年のデトロイトの躍進も、若手監督の手腕もさることながら、ロビンソンの加入によるところが多分にあるように思える。決して1人でチームを引っ張るタイプのプレイヤーではないが、彼は良きベテランとして、トップクラスのディフェンダー(今シーズンオールディフェンシブ2ndチーム選出)としてチームのレベルを1ランクアップさせられる。
 最近のポートランドのように有名で人気のある選手をたくさん集めてリングを狙うよりも、ロビンソンのような選手を獲得した方がチームにとってはプラスに働くのだ。
 だから、もっといぶし銀のプレイヤーにスポットを当てようよ。この際。

ドトキン  

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Vol.2 はぁーー、蛇足。 HACK(委員長)  ●2002・4・25●

 
コビーにフィル・ジャクソン。鬼に金棒なんか持たせる必要無いのに。もしシャックが下位チームに所属し、丸っきりのワンマンチームだったら、悪い環境のなかで頑張ってる健気なセンターに見えるかもしれない(いや、やっぱり1人でもチームをプレイオフに導いてしまうか・・)。しかし現状は真逆である。あっ、そう言えばトライアングル・オフェンスもビッグ・センターに最適なシステムだ。
 昨年はシャック&コビーの仲が悪くなってもうちょいで崩壊したのに、禅マスターに上手く掌握されて仲直り。今年に至ってはお互い無理矢理仲を深めようと必死。シャックはコビーがR・ミラーとの乱闘で欠場した際に、コビーのユニフォームをピチピチに着てシュート練習したり、何か臭いポーズが多い。「OOD COUPLE」(おかしなふたり)なんて呼ばれていたりするが、ホントにおかしくなってもらいたいものだ。

HACK  

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なぜ『アンチシャック』なのか HACK(委員長)  ●2002●

 
 反体制、反権力はそれだけで立派な主張になってしまうし、強者に立ち向かう姿勢は簡単に正義に転化し得る。アンチ巨人や野党の政治家たち然り。だが、単純な反抗は意識が低い陳腐な姿勢になりかねない。僕達のアンチ・シャックもその枠組みに入るものだろうか?否定は出来ないが、重要な事は本当にシャックのプレーを観ると気分が悪くなるという事実である。しらけるしむかつく。「あーやっぱホント俺シャックダメだわ。」この事実が重要。
 少し昔のシャックを思い出してみよう。92’にNBAに入った当初の彼はロビンソンやユーイング、オラジュワンというスーパーセンターの前ではまだまだ未熟だった。オールスターでも徹底的に潰されていた。スキンヘッドなのに「もみあげ」だけ生やしてたりして若かった。しかし、そんな窮地の中に垣間見せる未熟ながらも圧倒的なパワープレーに私は心踊らせていたように思う。当時の彼は「反体制」に立ち向かう「小さな戦士」だったのだ。強烈なダンクでリムを破壊したり、ダブルチームをものともしない前代未聞のパワープレーは我々に新しいバスケの形を見せてくれた。新しさは人を惹き付ける。
 しかし、単純なパワープレーはすぐに飽きた。神技的な技術や超人的な運動神経によって生まれるプレーにこそ最高の感動があるわけで、生まれついての圧倒的な身体性による単純なプレーから得た感動はすぐに色褪せた。確かに「高さ」と「パワー」はバスケットにとって最大で最強の武器だ。が、高い位置にゴールがあって近い位置からシュートを放った方が得点率が高いというバスケットボールのゲーム性にあまりに忠実かつ単純な「高さ」と「パワー」の概念は、観る者に創造性を少しも与えない。(しかしこれは逆説的に、高さとパワーを兼ね備えた者=シャックがバスケットボールを最も支配出来る選手だと言っているが。)「えっ?人ってそんなに飛べるの?」、「どうやってドリブルついたの?」とか「どうやったらそんなシュート決められるの?」といった感動は気持ちいいが、シャックを観ていると「あんだけでデカかったら俺でもできる」という感情(これは観る側の一方的で勝手な思考だが)を抱いてしまう。シャックのプレーを認めたがらない根底には、何か、あるもの(例えばバスケット)の本当の真理、極致は、知ってしまうとそのものの限界が見えてしまいそうで見たくないといった、ある種後ろ向きな思考が働いている気がする。
 しかし、いろんな考察なんかどうでもいいくらい私はシャックが大嫌いです。会った事もない彼を頭ごなしに否定するのは人間としてだめですがダメでいいです。今年もシャックがチャンピオンリング獲得したら、俺、多分泣きます。うえーーんって。現に姪っ子が泣きながら言うんです。「あの怪獣こわいよー。えーん。おにーちゃん、あれって反則じゃないの?みんなかわいそうだよ。あんなの私絶対ゆるさない!!」って。子供が泣いてるんです。早く何とかしないと、子供たちのためにも。みなさん、今こそ立ち上がりましょう。シャックがコテンパンになる姿を夢見て。

HACK  

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